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FTAとは?アメリカが無敵の理由

前回でTPPの大枠は理解できたでしょうか?

👉いまいちの方は復習もかねてこちらをどうぞ。

 

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TPPって環太平洋の多国間での関税の削減や撤廃のことなのですが、

もともとはFTA(自由貿易協定)といいます。

Free

Trade

Agreements

もう、これだけで頭が痛くなりますよね (⌒-⌒; )

 

FTA

 

 

 

ざっくり言うとこんな感じです。

TPPはいろんな国が絡み合っているので、

かなり複雑です。

 

だから今回はもっとわかりやすくするために、

2カ国間の関税撤廃について、

つまりFTAを結んでいる国について話していきます。

 

あと最初に断っておきますが、

僕は基本的にTPPに賛成。

ただし、医療と農業の分野に関しては反対しています。

ですので、これからの文章に関しては、

往往にして反対ひいきの文章を書いていくかもしれません。

その部分だけご了承ください。

なるべくフェアに書いていきたいのですが・・・。

 

アメリカとFTAを結んだ国はどうなった?

 

FTA

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現在アメリカは20カ国と FTAを結んでいます。

 

オーストラリア、バーレーン、カナダ、メキシコ、チリ、

コロンビア、イスラエル、ヨルダン、韓国、モロッコ、

オマーン、パナマ、シンガポール、ドミニカ共和国、エルサルバドル、

ペルー、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ。

 

僕は専門ではないので、

すべてのFTAを結んだ国の

経済成長率を見たわけではないですが、

上にあげた国の中で、

経済成長しているのはシンガポールぐらいなのではと思っています。

 

たとえばアメリカと韓国はFTAを結んでいるのですが、

そのFTAのなかにISD条約なるものがあるんです。

なんだなんだ、また新しいのが出てきた (´Д` )

 

悪魔の条約、ISD条約

 

この条約、簡単に言うと国家間での協定を結んでいるので、

もしその協定で問題があった場合、

国際裁判で解決しましょうってやつなんですね。

 

「なんだ、全然普通の条約じゃん!!」

 

僕も最初はそう思っていたのですが、

「ん?国際裁判って何??」

問題はココです。

 

国際裁判をするのは世界銀行傘下

投資紛争解決国際センター(ICSID)で上訴なしの一発勝負の裁判です。

そして世界銀行は国際通貨基金(IMF)と密接な関係なんですね。

 

もう、この辺で一般の人は頭がこんがらがると思います。

僕もお腹いっぱいです。

IMFはアメリカが牛耳っています。

今、日本の消費税を上げろと圧力をかけているのもIMF。

 

だいたいの構造がわかったところで、

これまでの裁判結果があるので書いていきます。

 

アメリカ裁判で無敵無双!!

カナダ、アメリカ、メキシコの事例を挙げると、

提訴件数は45件。

訴えた原告の企業はアメリカ29件、カナダ15件、メキシコ1件。

そして勝訴したのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカのみ。

19年間でアメリカは15回訴えられていますが、

負けたことは一度もなし!!

無敵ですよね。

 

そして現在、アメリカと韓国はFTAを結んでおり、

ローンスターが韓国を相手に5500億の裁判を起こしています。

韓国が勝てると思いますか?

もし勝てたとして、

そのあとの経済報復は待った無しですよね。

 

日本は今後どうなるのか?

 

明治維新の際、

食い物にされたお隣の韓国や中国をみて、

国内の志士達が立ち上がったんですね。

 

今、まさに日本がその状態なのか?

もしくはもう食われた後で手遅れなのか?

 

僕は後者の方だと見ています。

 

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